きもの利久 HOME > 母の着物が、息子の七五三の着物に…

photo

母の着物が、息子の七五三の着物に…

2014年4月15日



久方ぶりの投稿でございます。

そんな本日は、先日家族でお宮参りと七五三に行った時の
お話でございます。


2月に無事に生まれてくれた我が子と共に
宇美八幡宮へお礼参りを兼ねてお宮参りに行ってまいりました。



安産祈願で有名な宇美八幡では
出産前に石を預かり、出産後に石を返しに行くという
習わしがございます。
そして、その際に無事に生まれた我が子の名前を書いた
石を一緒に置いてくることで、
次に出産される方たちへ想いを繋いでいくという、
素敵な習わしを初めて体験させて頂きました。



積み上げられた石たちは、思い思いのカタチや
それぞれの想いを込めた書き込みがされており
幸せが積み重ねられた事を実感するとても素敵なものでした。



そんなお宮参りに合わせて長男の七五三も一緒に行いました。
少々、時期外れではございましたが
子どもとしては、久しぶりに着物を着るという事で
朝からはしゃいでおりました。
そんな風景に、血は争えないな・・・と思いながら
今後の成長への願いを込めて参拝してまいりました。



【引き継ぐという事の喜びと大切さ】



そんな私にとって感慨深い日に
満3歳の長男は、母のコートの残布で創った御召の着物に、
私の七五三の時に着用した袴を着け
次男は、私のお宮参り着を着ての参拝でございました。



そして、私は父から譲り受けた紬の着物に結城の袴
更には、母の着物を仕立て変えた羽織を着用しておりました。



そんなお下がりだらけの着物たちではありましたが
何だか、自分の昔をみているようでもあり
そして、父と近い背丈まで成長できたことへの感謝なども含め
色々な想いが胸にあふれてきました。



着物にも、もちろんトレンドのようなものはございますが
受け継いでいく事で、
更にその味が増していくというものでもございますので、
30年経った今でも色あせることなく、
更に深みをましたような気さえ覚えました。



そして、何よりも想いが引き継がれている事への嬉しさが
心に染み入り、思い出をより一層素敵なものに
変えてくれたように感じます。



着物には、そんな素敵な魔力が潜んでいるかもしれない・・・
と改めて感じた一日でございました!



ちなみに、当日は
これまでの練習の成果を発揮しようと
うちのお嫁さんの着付けを私が担当!



33歳の厄除けにと誂えた小紋と宝尽くしの袋帯を
一生懸命着付けました!



何とか崩れずに、一日が終了してくれた事に
正直、ほっとした一日でもございました(笑)

母の着物が、息子の七五三の着物に