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松枝玉記作 久留米絣コーディネート

2014年5月17日

最近、少しバタバタとしており日課のコーディネートから少し離れておりましたが
本日は、少しだけ趣向を変えてお客様からのコーディネート相談を記事に致します。

本日のコーディネートのご相談は
人間国宝「松枝玉記さん」作の久留米絣のお着物でございます。

古典柄に自分なりの心を織り込みたいと生前お話になっていた松枝さん。
そんな松枝さんの心をそのままに、少し楽しげな柄づけの小紋柄は
久留米絣特有の白色がくっきりと浮かび上がり、
作家の気迫とも言うべき心が全面に出てくるようなお着物でございましたので
帯合わせが非常に難しいという事で、本日お越しになられました。

そんな本日のコーディネートは二つの帯との出会いを演出してみました。

まずお一つ目は、竹富ぐんぼうの八寸帯でございます。
ぐんぼうとは、混紡がなまってそう呼ばれるようになったとされており
二つ以上の繊維で織られたものを指すそうです。
こちらは、久留米絣同様に人々の日常生活の知恵の中から生まれたものであり
人々の生活に密着して改良を重ねられた織物でございますので
非常に着心地が良いと言われております。
そんな今回の竹富ぐんぼうは木綿と苧麻で織られブルーのコントラストの中に
黄色を鮮やかにあしらった素敵な帯でございましたので、
今回の久留米絣に合うのではと思い合わせさせていただきました。

そして、続いてのコーディネートは以前のコーディネートでも紹介させて頂いた
城間栄順さんの紅型の麻の帯でございます。
トンボが大空を駆け巡るような構図が非常に美しく
久留米絣同様に、白色の部分が浮き出てくる事で
青地に白色のコントラストを利かせた装いに仕上がっているように思います。

そんな色向きの違うお二つのコーディネートをご提案させて頂きましたので
是非、皆様にもご覧頂ければと思い、本日のコーディネートとしてアップさせて頂きました。

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