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秋冬着物コーディネート 牛首紬×博多織の帯

2014年9月18日

日増しに秋の雰囲気が深くなりつつあるこの頃。
黒田官兵衛にゆかりの深い大濠公園の日本庭園も少しずつ色づき始め
訪れる観光客の皆様に、四季の奥深さを届けているようでございました。

そんな色づき始めた福岡より
本日は、石川県の牛首紬と福岡県の博多織の帯をコーディネートしてみました。

別名釘抜き紬とも呼ばれるほどに丈夫な牛首紬。
聞いた話では、牛が引っ張っても切れぬほど丈夫であることから
その名前がついたのではという説がございますが
その丈夫さとはうってかわって
着心地は綸子を思わせるほどにしなやかでございます。

そんな柔と剛を合わせたお召し物は
緯糸はすべて玉繭(二匹以上の蚕で作られた繭)から直かに挽いた玉糸を用いることが
牛首紬の条件の一つとされておりますが、
なんだか、一人では成し得ないことを、二人以上で手掛けることで思ってもみないような成果が表れているような感じがあり
個人的にも非常に好きな紬の一つでございます。

そんな素敵なお召し物に、本日は福岡が誇る織物「博多織」の帯を合わせてみました。
普段、多くの方が目にする博多献上とは違い
可愛らしい雰囲気を前面に出しつつも、黒色をベースにしていることから品もあり
とても幅広いシーンや、年代層を選ばない帯の一つかと思います。

お出掛けが多くなるシーズンに
季節を届ける一枚として是非お召し頂ければ幸いでございます。

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