きもの利久 HOME > 鉄扇柄の小紋(単衣仕立て)×博多織 八寸帯(からむし織)

photo

鉄扇柄の小紋(単衣仕立て)×博多織 八寸帯(からむし織)

2014年5月10日

刻一刻と、山の緑が色濃くなるこの頃。
利久に咲いている草花たちも、たくさんの水を吸い込み
思い思いの成長を遂げているようでございます。
こういう風景を眺めていると、本当に日本の四季というものの素晴らしさを感じずにはいられません。

そんな本日のコーディネートは
鉄扇柄の小紋に博多織の八寸帯を合わせてみました。
柔らかい着物に、八寸帯?と思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが
単衣の時期でしたら、涼感すっきりと着こなして頂けるのではと思い
コーディネートしてみました。

縮緬地に大胆に染め上げられた全体柄の鉄扇の花。
蔦が上へ上へと延びるように描かれた文様は成長や発展を意味しているとも言われております。
そして、ポイントになっているエメラルドブルーの鉄扇が飛び柄のように
素敵にあしらわれており、人生で出会う幸せを予感させてくれるようにも思います。

そんな素敵な小紋でしたので、帯の方も柔らかな色合いのものを合わせ
帯締めで、少しキリッとしてみました。
そんな柔らかな雰囲気の博多織は、麻で織られており
独特のこんにゃく加工というものを施したことにより
その風合いは、更に素敵になっているように思います。

ちなみに、このこんにゃく加工は
古くは、和紙などの加工にも使われており
木綿などが手に入りぬかった時代に紙にこんにゃくを塗る事で強度をましたり
接着液のように代用したりと日本人らしく生活を豊かにしてきた知恵が詰まった技法だとの事でした。
そんな技法を博多織に用いる事で、素材が持つ力を更に高め
より一層素敵なものに仕上げてくれているようにも思います。

そんな古くからの技術が交差する本日のコーディネートでございます。

詳しく知りたい方はこちらへ

DSC_0031

DSC_0039


コーディネート記事一覧 »